民泊経営

城が宿に変化!?民泊運営代行なしに業界を支える百戦錬磨の力とは?

あなたは東京オリンピックと同じ2020年に、民泊としてオープンする歴史的建造物があることをご存知ですか?

長崎県の平戸市にある平戸城、その敷地内にある“やぐら”が一般のお客さんに貸し出されるようになります。

やぐらとはいえ、城の中に宿泊できるなんて、何だかワクワクしてしまいますね!

国内はもちろん、訪日観光客の方にも人気が出そうなコンテンツです。

城泊(キャッスルステイ)」と呼ばれるこの試みに参加し、形にした企業の1つが、株式会社「百戦錬磨という企業です。

百戦錬磨は主に民泊予約サイトの運営や地域振興事業を行っている会社です。

かつては民泊の運営代行も行っていましたが、2018年6月の民泊新法の施行を受けて新会社を設立、運営代行事業を承継させたという経歴があります。

現在は他社と提携して新たな民泊施設やダイナミックパッケージの企画などを執り行い、斬新な視点から民泊業界をリードしています。

既に個人のお客さんからは運営代行を受けていないので、民泊ホストの方にとってはあまり関係ない話のように思えますが、地域振興に力を入れている、または法人で民泊事業に参入しようとしている場合は助け舟になる会社です。

この記事では、百戦錬磨とともに仕事をすることでできるようになることについてお話していきます。

百戦錬磨と協業、業務提携をすることによってできるようになることは全部で3つあります。

1.JALなどの大企業と繋がって仕事ができ、大きなプロジェクトも進行しやすくなる
2.ユニークで魅力的な民泊を発案してくれる
3.農泊に力を入れているので、地域振興や農泊が始めやすくなる

これら3つができるようになることが、百戦錬磨と一緒に仕事をするメリットになります。

地方自治体の方々、または民泊業界に参入しようと考えている企業の方々は是非お読みになって、参考にしてみてください。

民泊運営はもうやらない?運営事業を売却した「百戦錬磨」とは?

まず初めに、百戦錬磨とは一体どのような会社なのかをお話していきましょう。

結論から申し上げますと、民泊の運営代行を手放し、民泊プラットフォーム事業と地域振興事業に力をいれるようになりました

どういうことか、お話しましょう。

2012年に設立され、民泊新法が施行されるまで、百戦錬磨は民泊運営会社として運営をしていました。

当時は個人の住宅宿泊事業者(以下民泊ホスト)も契約することができました。

しかし、2018年6月に施行した民泊新法の影響で、多くの物件、民泊事業者の方々が民泊からの撤退を余儀なくされました。

百戦練磨もその影響を受け、規模縮小を図るために、2018年10月に民泊運営事業を売却、新しく当事業の会社を設立・承継させました。

このような経緯があり、現在、百戦錬磨は民泊の運営代行をやっていません。

なので、今の主な業務は、

百戦錬磨の事業

1.民泊プラットフォームの運営

2.地域振興事業

となっているということです。

では、それぞれ具体的にどういった業務なのかを順番に説明していきましょう。

1.民泊プラットフォームの運営


引用:STAY JAPAN

百戦錬磨は民泊プラットフォームの運営、つまり民泊を掲載してゲストに予約してもらうCtoCのサイトを運営しています。

運営しているサイトは2つあり、

百戦錬磨の運営サイト

STAY JAPAN

農泊ポータルサイト

を取り扱っています。

「民泊を掲載するサイトである」というのは共通しているのですが、それぞれに特徴があり、

・「STAY JAPAN」は宿泊と体験をひとまとめにして掲載しているサイト

・「農泊ポータルサイト」は宿泊・体験を別々に予約できるサイト

という違いがあります。

もし、宿や体験を掲載する場合は、このような違いを考慮しておきましょう。

2.地域振興事業

もう1つの事業が主に都心から離れた地方の特性を活かした振興事業です。

その地域の自治体と協業し、百戦錬磨の強みである宿泊・旅行事業を用いて地域の宿への集客、そこから地域の活性化を目指していくというプロセスです。

しかし、どういうことをやっているのか、いまいち想像できない方もいらっしゃると思いますので、次は百戦錬磨が行っている民泊の事例についてお話していきましょう。

民泊も体験も丸ごとプロデュース!?百戦練磨の事業事例!

1度お話した通り、百戦錬磨は民泊運営事業を売却していて、運営代行を依頼することができません。

少しおさらいをしておきましょう。

現在の百戦錬磨の主な事業内容は

1.民泊プラットフォーム事業

2.地域振興事業

となっています。

つまり、自社でサイトを運用しながら、地域の活性化に尽力しているというわけですね。

では、実際に百戦錬磨はどのような事業を行っているのでしょうか?

事業の事例としては、代表的なものが3つあります。

百戦錬磨の事業事例

1.城泊(キャッスルステイ)

2.ダイナミックパッケージの企画・運営

3.民泊開業サポートサービスの開発、農泊の登録実施など

ここではそれらの事業についてお話していきましょう。

この3つを知ることによって、百戦錬磨ができることが分かってきます。

あなた方が当社を利用する場合、1つの判断基準になりますので、ぜひお読みください。

1.城泊(キャッスルステイ)

冒頭でも軽く触れましたが、現在長崎県平戸市にある平戸城でお城を民泊にする「城泊」プロジェクトが進行中です。

実際に宿泊できるのは、城の敷地内にある「懐柔櫓」という“やぐら”です。

評判としてはかなり好調で、2017年に行われた無料宿泊イベントでは国内外から約7,500組の応募がありました。

また、現在も無料宿泊券が手に入るキャンペーンを行っています。

開業前に城に泊まりたい!

という方は応募してみるのも1つの手ですね。

詳細は以下のリンクからご確認ください。

STAY JAPANアンバサダー募集~ 城泊無料ご招待 ~

さて、話を戻しましょう。

このプロジェクトにおいて、百戦錬磨は城泊の全体プロデュースおよび施設運営を担当しています。

この取り組みで特筆すべき点は協賛している企業にあります。

平戸城がある平戸市の協力はもちろんのこと、言わずと知れた航空会社であるJAL(日本航空)、建築部門で様々な賞を受賞しているアトリエ・天工人(テクト)と協力し、「城泊」を作り上げています。

他の大企業と提携して、1つの商品を開発できる環境があるのが、当社の強みになっています。

特にJALとは資本・業務提携を結んでおり、繋がりが強い企業になっています。

大企業の提携を活かして、地域の活性化を目的とした大きなプロジェクトを進行できるというのが百戦錬磨の特徴の1つです。

2.パッケージの企画・販売


引用:奄美イノベーション株式会社

JALと協業して売り出している商品の例としてはもう1つあります。

それはダイナミックパッケージです。

ダイナミックパッケージとは、飛行機の搭乗券、宿泊するホテル、その他レンタカーなどのオプションをセットで自由に選択することができるサービスのことをいいます。

通常のパッケージツアーと比べて予約受付期間が長く、前日まで予約できるものが多いので、融通が利きやすいのが特徴です。

百戦錬磨とJALは奄美イノベーションと提携して、「伝泊」のダイナミックパッケージを販売しています。

奄美イノベーションは伝統的な建築・遊楽・文化を構成に伝える為の宿泊施設「伝泊」を運営している会社です。

このパッケージの利用者は百戦錬磨が取り扱う「ホームステイ型体験民泊」や奄美イノベーションが扱う一棟貸しの「伝泊」などから宿泊プランを組み立て、航空券と一緒に購入することができます。

また、百戦錬磨は単独でも「地域丸ごと農泊開業支援パッケージ」という農泊のワンストップパッケージを販売しています。

こちらの商品は、

1.開業支援(許認可取得支援)

2.販売支援

3.受入支援

の3つがセットになっていて、利用することで農泊を開始・集客するまでの流れをすべてサポートしてくれます。

地域振興に民泊を開業したいけど、どうやったらいいか分からない!

という方にとってはこの上ない味方になってくれますので、これから農泊を始めたいという方はぜひ参考にしてみてください。

農泊について詳しく知りたいという方は、以下のリンクに詳細がありますので、よろしければ併せてお読みください。

もう1つの民泊のカタチ!地域の活性化に有効な農泊って何?都市部で流行している民泊。しかし、そこから遠く離れた農村で、政府の支援を受けながら経営してる民泊があることをあなたはご存知でしょうか?それは「農泊」という、自然と触れ合うことに重きを置いた形態です。この記事では、農泊とは何なのかを具体的な事例を交えてお話します。 ...

3.民泊開業サポートサービスの開発、農泊の登録実施など

その他にも、百戦練磨は様々な視点からビジネスを展開し、民泊事業に携わる方たちをサポートしています。

例えば、別の視点からという観点から見るならば、民泊開業サポートサービスである「民泊開業freee」が挙げられます。

これは民泊新法の許認可のフローや必要書類の作成方法などを無料でサポートしてくれるというもので、これから民泊の許可を取ろうと考えている方にとっては非常に便利な商品です。

個人開業主の開業届も質問に答えるだけで作成ができます。

このサービスはクラウド会計サービス大手「freee」と百戦錬磨で共同開発されました。

民泊のプロデュースだけではなく、このような便利ツールを作り出しているわけです。

また、当社は農林水産大臣から農泊の「登録実施機関」の登録を受けており、農泊登録の申込みを受け付けています

HPから案内を確認できますので、地域振興のために農泊をはじめようと考えている方はぜひ見てみてください。

地域振興&民泊デビューしたいならココ!百戦錬磨の事業事例から見えた「できること」

さて、ここまで百戦錬磨の事業事例についてお話してきましたが、皆さんは当社ができることをおわかりいただけたでしょうか?

もしあなたが、もしくはあなたの会社や自治体が提携する際、百戦錬磨の強みやできることがわかるように、ここで1度お話しておきましょう。

「できること」は全部で3つあります。

1.大企業と提携して、大きなスケールでプロジェクトを進行

2.ユニークなアイデアで、魅力的な民泊を発案してくれる

3.地域振興や農泊の味方!

この3つを知ることで、百戦錬磨を利用したときにあなたの所属する団体にどのような恩恵があるのかが浮き彫りになっていきます。

ぜひ最後までお読みになってください。

1.大企業と提携して、大きなスケールでプロジェクトを進行

JALやアトリエ・天工人、住友林業など、百戦錬磨は自社よりも規模の大きい企業と提携し、様々な民泊パッケージを展開してきました。

大企業の資金力と得意分野の知見を借りることで、城泊や奄美大島のダイナミックパッケージなどの大きなスケールでの事業展開が可能だったわけです。

もちろん、民泊ノウハウが潤沢にある百戦錬磨がいなければ成り立ちません。

運営せずとも、企画して実行するというのが百戦錬磨の民泊経営スタイルです。

あなたの会社が民泊業界への参入を考えているのならば、百戦錬磨を利用することで思わぬ繋がりができるかもしれません。

2.ユニークなアイデアで、魅力的な民泊を発案

百戦錬磨が手掛ける民泊の代表的な事例は間違いなく城泊ですが、他にも過去には、

1.お寺の宿坊に泊まることができる寺泊

2.農山漁村でその地域ならではの体験ができる農泊

3.奄美大島の伝統的な建築・文化に触れることができる伝泊

といった「体験」をメインに据えたユニークな民泊を多く発案しています。

このような形態はインバウンド(訪日観光客)にも人気がありますので、このまま増加傾向が続くのであれば十分な集客が見込めるコンテンツになっていきます。

3.地域振興や農泊の味方!

上記の3つの民泊の中でも、農泊は百戦錬磨が特に力を入れているコンテンツです。

当社が販売している農泊のワンストップパッケージはもちろんのこと、当社自体が農泊の登録実施機関の資格を持ち、さらに民泊の許可取得を円滑にするツールを開発しています。

1から民泊を始める方でも、困ることなく民泊を始めることができるのはありがたいですね。

まとめ:百戦練磨は民泊を運営するのではなく、“携わる”ことで民泊事業者をサポートしている会社!!

最後に当記事のまとめに入っていきましょう。

ポイントは全部で4つあります。

当記事の4つのポイント!

1.百戦錬磨は民泊運営事業を売却し、城泊や農泊などの企画、商品設計などで活躍している会社である。

2.主に企業との提携で商品開発を行っており、様々な形態の民泊から民泊開業ツールまで、開発は多岐に渡る

3.JALや住友林業などの大企業とも業務提携を結んでおり、実力と信用がある

4.会社の民泊参入や地域振興を考えているならば、ぜひ協業したい会社!

これらを覚えておけば、百戦練磨の特徴、できることはバッチリ捉えられています。

城泊が代表的な例ですが、他にも奄美大島の「伝泊」ダイナミックパッケージなど、ユニークで話題性のある商品を送り出しているため、上手くいけばニュースサイトに記事が載って拡散されていくかもしれません。

また当記事では、JAL、アトリエ・天工人、住友林業の3つを提携先の例として挙げましたが、その他にも多くの企業と提携を交わしています。

なので、ご自身で調べていただくと、あなたの会社と同じような業種のところがどのような提携を行っているのかが分かり、提携した際のビジョンが見えやすくなります。

地域振興を考えている自治体の方にとっても、百戦錬磨自体が農泊の登録実施機関なので円滑に農泊を始めることができます。

民泊を運営するのではなく、企画や商品販売などで“携わる”ビジネスを展開する百戦錬磨。

その会社名は伊達ではありません。

再び、研ぎ澄まされた斬新な商品が販売されるのを期待せざるを得ません。

次のプロジェクトはもしかしたらあなたが携わっているかもしれませんね。