レビュー

楽して高評価がもらえる!?宿泊業で使える「TRIP PHONE」とは?

昨今、インバウンド(外国人観光客)は年々増加しており、現在は年に3000万人もの観光客が日本を訪れています。

そして、民泊ホストの方々はこの観光客を需要に応え、顧客を獲得することが大切になります。

何故なら、海外の民泊は日本よりも普及しており、訪日旅行でも民泊を利用する観光客が多いからです。

なので、民泊の利用が多いインバウンドに応えることによって安定した集客を望むことができます。

では、具体的にどのように需要に応えてあげればいいのでしょうか?。

それに対する答えの1つに、「インバウンドの困ること、要望などを叶えてあげること」があります。

要望に応えてあげることは、OTAサイト内の評価が上がる1つの要素なので、検索でも上位にヒットしやすくなります。

よりゲストの目に付きやすくなるわけです。

では外国人観光客にはどのような不安があるのでしょうか?

外国人観光客が訪日の際、困ってしまうことが代表的なもので3つあります。

「言葉がわからない」

「食事のとき、どのレストランに入ればいいかわからない」

「Free Wi-Fiがつながらず、宿の外でインターネットを利用できない」

です。

これらの障害が外国人ゲストを不安にさせています。

宿泊業のホストたるもの、ゲストの悩みに応えてあげることが大切ですが、中には外国語が話せない方もいらっしゃることでしょう。

なので、ゲストに困った経験をさせないために、悩みをまとめて解決できる「TRIP PHONE」についてご紹介いたします。

これは日本人と外国人ゲストをつなぐ「翻訳機」のような役割を持つ傍ら、ゲスト自身で付近のレストランの紹介や航空券・乗車券などの手配もすることができる製品です。

ゲストに渡して、外出先でも持ち歩いてもらうことで言葉に関しては不自由なく旅行をしてもらうことができます。

また、スマートロックやチェックインタブレットという機器と連携することで宿泊施設を無人化することも可能です。

この記事では、

記事の内容

・TRIP PHONEの概要

・TRIP PHONEの機能

・スマートフォン、翻訳機との違い

についてお話して、どのようにあなたの悩みを解消してくれるかをお伝えしていきます。

外国人ゲストの対応にお困りの方、民泊運営を一部無人化して手間を省きたい方の手助けになる記事になっています。

ぜひお読みになって、あなたの助けにしていただけると幸いです。

他機器との連携で無人化!?TRIP PHONEって何?

まずは「TRIP PHONE」の概要についてお話します。

大まかな事柄をまとめましたので、以下の表をご覧ください。

サービス名 TRIP PHONE
運営 株式会社TABICT(タビクト)
機能 24時間・多言語対応可能なチャットコンシェルジュ・テザリング

日・英・中・韓の4言語対応可能なトリップコンシェルジュによる24時間サポート

AIによるきめ細やかなゲスト対応

観光・アクティビティ・食事の予約(ツアー予約、レストラン予約など)

交通予約・生活支援(航空券・乗車券の予約、宿泊施設向け物販サービスなど)

料金 初期費用:20,000円/台(税抜)

月額費用:6,000円/台(税抜)※1日あたり200円相当

契約期間 利用開始日より1年間
補償
故障、水漏れ、盗難・紛失などで利用できなくなった場合、簡単な手続きとお手軽な負担金で、最短翌日で交換端末を発送。

※手続きには一定の条件あり

※同等品の発送となり、新品端末を保証するものではない

※交換端末を発送した場合は旧端末は当社に返却が必要

支払い方法 銀行振込・口座引落し

この表だけではわかりにくい方もいらっしゃると思うので、より詳しく説明していきたいと思います。

TRIP PHONEについてのもっと詳しい話

TRIP PHONE」とは株式会社TABICTが開発した「bnb kit」と呼ばれるシステムの中の1つです。

「bnb kit」は

・ゲストのスマホに送ったパスワードキーで開錠するスマートロック

・ゲストの操作でチェックイン・チェックアウトの手続きが行えるチェックインパッド

・24時間サポートのコンシェルジュが付いた翻訳機スマートフォン、TRIP PHONE

という3つの機器からなり、それぞれが連携してスムーズなチェックインや宿泊を可能になります。

宿泊施設の手間のかかる手続きを無人化・半自動化できるわけですね。

これらの機器を使用する場面に、ホストが立ち会う必要はありません。

また、TRIP PHONEを携帯して観光をしてもらうことで、ホスト側のサポートが必要なくなります。

このようにして無人化・半自動化が実現するのです。

開発元であるTABICTは主に宿泊施設関連の事業を行っている会社です。

スマートロックやチェックインタブレットなどの、宿泊施設を自動化するような事業を展開しています。TRIP PHONEもその一環というわけですね。

TRIP PHONEの補償制度について

当機器には補償制度があり、破損・紛失の場合は新しい機器と交換してもらえます。

破損の場合は機器がメーカー保証に入っているため無償で交換してもらえますが、紛失の場合は3,000円(税抜)のSIMの再発行手数料がかかります。

また、盗難などの被害も紛失扱いとなり、SIM再発行手数料がかかります。

TRIP PHONEの料金

料金はTRIP PHONE単品で月々6000円です。1日あたり200円の計算です。

すごい安い!と思われるかもしれませんが、初期費用が1台につき20,000円かかるため、本当の価格は1日252円になります。

だいたいコンビニのおにぎり2個分くらいですね。

「bnb kit」をすべて利用するとなると月々9800円です。

別々で契約して連携するより手間がかからず、コストも代行業者に委託するよりも安いので、スマートロックもチェックインタブレットも使う予定があるなら一括で契約してしまうのも1つの手です。

ただ、契約期間は1年間なので、解約手数料を払いたくない場合は継続して利用する必要があります。

旅先の「困った」に対応!TRIP PHONEの3つの機能!

TRIP PHONE」の大まかな概要を知っていただいたところで、次は当サービスの、機能について説明します。

主な機能は4つ。ゲストとして泊まりに来た外国人にとっても、外国語が苦手または民泊を無人化したい方にとっては有意義な機能しかありませんので、ぜひ読み進めて参考してみてください。

また、この機能は外国人ゲストにTRIP PHONEの使い方を教えるときに伝えてあげましょう。

「こういうものだよ」と伝えてあげることで、外国人ゲストも安心して利用できます。

ハウスマニュアルに記載しておけば読んでくれるはずなので、TRIP PHONEを契約する場合は必ず付け加えるようにしましょう。

「ハウスマニュアルの作り方がわからない!」という方は、以下に関連するリンクを添付しましたので、よろしければ併せてお読みください。

ハウスマニュアル準備の決定版!!!民泊の取説を完璧なものに!!ハウスマニュアルは民泊ゲストに対して守ってもらう、お部屋のルールで民泊運営には絶対に欠かせないものです。マニュアルを通してゲストにハウスまでの道順や使い方、ルールを適切に伝えなくてはなりません。マニュアルを作るうえでいったいどのようなことを書き、どんな点に注意すべきか、事例を交えて詳しくお伝えいたします!!...

それでは、3つの機能の話に参りましょう。

24時間、4か国語対応のチャットコンシェルジュとテザリング

これがTRIP PHONEの主な機能になります。

日・英・中・韓の4か国語に対応したコンシェルジュが24時間ゲストをサポートしてくれます。やりとりは電話ではなく、チャットで行います。

特に利用頻度が高いチャット機能では、ゲストとコンシェルジュの会話データに基づいた自動回答をAIが行うようになっており、迅速な対応が可能となっています。

また、当機器内には音声翻訳機能が備わっていますので、ゲストが外出先で言葉に困っても、TRIP PHONEを介して会話をすることができます。

これらの機能はそのまま外国人ゲストの満足度向上につながるので、非常に嬉しいですね。

観光・アクティビティ・食事の予約

TRIP PHONEでは観光にうってうけのスポット、アクティビティ、レストランなどを予約することができます。

予約ができる、といっても実際に行うのはゲストではありません。

上の画像のように、チャットコンシェルジュがゲストの要望に応じてレストランを提案し、気に入れば予約してくれるのです。

ホストの方からすれば、オススメのお店を知らずとも「TRIP PHONE」がサービスの一環としてやってくれるのでとても便利です。

このサービスで予約できるのは以下の通りです。ご利用の際には参考にしてみてください。

・オーディオツアー

・バーコード商品情報チェック

・ミュージックイベント「iFLYER」チケット購入

・オプショナルツアー予約

・ベジタリアン向けレストラン検索、予約など

交通予約・生活支援

また、交通機関の航空券・乗車券なども予約が可能です。

外国人観光客なら、日本の特急列車などには頭を悩ませるはず。私も海外に行ったときは結構列車関係に苦労しました。

そんなとき、「TRIP PHONE」あれば、行き先に合わせてチケットを予約してくれます。

東京‐大阪間の新幹線のチケットだったり、北海道行の航空券だったり、訪日観光客が購入するのに困ってしまうものを調達してくれます。

また、エマージェンシーコールや宿泊施設向けの物販サービスなど、宿泊者の生活にも有用なサービス提供してくれます。

TRIP PHONEはただの翻訳機ではないのです。

高評価を狙える!TRIP PHONEのメリット・デメリット

TRIP PHONEの大まかな概要・機能がわかったところで、次はTRIP PHONEを使うことどのようなメリットがあるか、またどんなことが不便なのかをお話していきます。

なんか便利そうだし、使ってみようかな……

と考えて始めている方はぜひお読みになって、利用するか否かの判断材料にしていただけると幸いです。

メリット:外国人ゲストの満足度が上がり、レビューも高評価が期待できる

TRIP PHONEを利用すれば、ゲストは宿泊先で困ることはほとんどなくなります。聞きたいことがあるならコンシェルジュに聞くことができるわけですからね。

「bnb kit」一式を使えば、あなたの手間を省くことなく宿を稼働させることも可能です。

でも、無人じゃ少し印象が悪いんじゃない?

中にはこのようなことを考えるホストの方もいらっしゃると思います。しかし、それは間違いです。

外国人ゲストの方々からは

はじめは人がいないから驚いたけど、案外居心地がよかった

という声をよく聞きます。

人がいないことは存外悪いことではないようですね。

逆に考えれば、人がいても言葉がわからないせいでチェックイン・チェックアウトが滞ってしまう方が評価を下げてしまうこともあるのですから、外国語が得意じゃない人はTRIP PHONEを利用してみるのも1つの手です。

デメリット:契約期間が1年間固定

コンシェルジュサービスや音声翻訳機能など、非常に便利なTRIP PHONEですが、契約期間が1年固定なのが不便な点です。

例えばSPACE Wi-Fiなどの民泊Wi-Fiなど、契約期間の縛りもなく、不要になればすぐに解約できるのですが、当機器の場合は途中で解約することができません。

費用としては、TRIP PHONEの料金は月々6000円。12か月間に初期投資20,000円を加算すると、1年間で92,000円の費用がかかります。

1年間フルで利用するなら1日252円と安価に感じますが、何かの理由で宿泊業を中止したり、民泊新法で届け出をして、180日間で民泊を運営している場合は92,000円のいくらかが無駄になってしまいます。

しかも仮に1年以内に解約するとしても、解約手数料が20,000円かかってしまうので、かえって高く付いてしまう可能性があります。

また、携帯会社と契約するスマートフォンも2年契約などの縛りが存在しているので、差別化ができていないのもデメリットですね。

普通のスマートフォンのように、いざというときに普段使いができないのも融通が利きません

少なくとも1年間はずっと支払い続けなければならないので、ご契約の際はご注意ください。

TRIP PHONEとスマホ、翻訳機の違いを比較してみた!!

機能やメリット・デメリットについて触れてきましたが、この記事を読まれている方の中にはこんなことを考えている方もいらっしゃるかもしれません。

便利なのはわかったけど、スマホや翻訳機と比べるとどうなの?

ごもっともな意見です。翻訳機という性質はありますが、スマホはスマホです。

言ってしまえば、スマホには翻訳アプリがあります。そちらと比べるとどちらが使いやすいのでしょうか?

また、翻訳機とはどのような機能の差があるのでしょうか?

それらを比較してお話します。

スマホとの違い

まず気になるのは、「翻訳アプリじゃダメなのか」という点です。

今では音声認識翻訳のアプリも出てきていますが、TRIP PHONEとはどう差別化ができるのでしょうか。

それは

・航空券・乗車券の予約

・ネット回線

です。

航空券・乗車券の予約

航空券・乗車券の予約に関しては、

スマホでできるじゃん

と考える方もいらっしゃることでしょう。

しかし、TRIP PHONEを使う方は皆外国人です。

どの乗車券を買うべきか、非常に困るものです。

私自身も海外旅行に行ったとき、切符も購入には苦労したことがあります。

そんなとき、TRIP PHONEの機能が役に立つのです。

TRIP PHONEを通して、コンシェルジュがチケットの予約をしてくれるので、外国人ゲストは窓口に予約画面を見せるだけで簡単に手に入れることができます。

ネット回線

また、ネット回線においても差別化することができます。

皆さんご存知だと思いますが、例えば日本のキャリアのスマホを海外で利用するとかなり高い額の料金を請求されてしまいます。

それは訪日観光客も同じで日本で旅行するとなると常時機内モードにせざるを得なくなります。

だから、Free Wi-Fiを探すことになるのですが、日本は無料で自由に使えるWi-Fiが極端に少ないです。

仮にタダだったとしても、会員登録やパスワードが必要だったり……外国人の方にはハードルが高いです。

困り眉をしてしまうところですが、TRIP PHONEならその問題を解決することができます。

まず、TRIP PHONEの通信量は運営元であるTABICTの負担になります。ホストやゲストの方々の負担はありません。

次に、当たり前ですがTRIP PHONEは日本のキャリアなので、通信に不自由はありません。当機器自体にもテザリング機能があるので、ゲスト自身が持っているスマホも問題なく使えます。

このように、TRIP PHONEがあれば、どのような状況でも問題なく快適な旅行をすることができます。

翻訳機との違い

引用:ポケトーク

代表的な翻訳機ポケトークと比較してみましょう。

まず圧倒的に違うのは価格です。

ポケトークの場合、24,880円から購入可能です。1回買い切りなので、これ以上費用がかかることはありません。

対してTRIP PHONEは1年間で合計約92,000円です。初期費用が26,000円なので、その時点でポケトークを超えています。

ポケトークとの違いはやはり、

・コンシェルジュが付いていること

・様々なアクティビティ、乗車券などの予約ができる

という点です。

つまり、スマホのような役割を持つことができる点が翻訳機とは大きく違います。

1台で多くの機能を持つことができるので、歩き回ることが多い外国人観光客にとって荷物を少なくできる便利な機器になります。

TRIP PHONEは無人経営でも物件の評価を上げられるアイテム!!

TRIP PHONEまとめ

・TRIP PHONEは音声翻訳機能、チケットの予約機能、コンシェルジュのサポートなど、多くの機能で外国人ゲストの旅行を手助けするアイテム

・単品でもゲストの観光をサポートできるが、スマートロックやチェックインパッドと組み合わせることによって、宿泊施設の無人化・半自動化を実現することができる

・ただし、チェックインまではご自身でサポートする必要があり、補償の金額が詳しく明記されていないのがデメリット

TRIP PHONEについてまとめるとこのようになります。

当機器があればもう、外国人とのコミュニケーションに頭を悩ませる心配はありません。コンシェルジュに任せることができますからね。

しかしチェックイン前、つまりゲストがTRIP PHONEを手にするまではあなたがサポートしなければならないので、リスティングに詳しいアクセス情報を記載しておきましょう。

もしこの記事を読んで気になっていただけたのならば、ぜひTRIP PHONEの公式サイトをご覧になっていただけると幸いです。