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Airbnb初心者必見!トラブルで損しないための保証金制度とは?

Airbnbに登録して、民泊の許可申請をパス、許可番号を入手。

「よし、これから民泊運営をしていくぞ!!」

と意気込んだのもつかの間、「保証金の料金設定」で頭を悩ませている方も少なからずいらっしゃると思います。

このような初心者の方にかかわらず、Airbnbのサービスとして備わっている「保証金」制度について熟知している方は少ないのではないでしょうか?

実際、「保証金」よりも「ホスト保証」の方が有用性は高いですからね。

制度としても、何かあったときにしか使わないですし、料金設定で任意の金額を入力できるといっても、どのくらいの金額入れればいいのかわからないですしね。

だからといって、もしものときの為に見過ごすことができないのも事実です。

トラブルなんてのは大抵、油断しているときに舞い込んでくるものですからね。

モノが壊れた、壁や床が汚れたなどのような不測な事態にあなたが対応するときのために、この記事では、

おしながき

・Airbnbの保証金とその仕組み

・Airbnbの保証金とホスト保証の違い

・保証金の支払い、申請方法とタイミング

・Airbnb保証金の許容範囲

・保証金・ホスト保証が有効だった事例

について、具体的な例や事例を交えてお話していきます。

Airbnb初心者の方にとっても、ある程度慣れてきた方にとっても為になる内容になっていますので、あなたの民泊運営の糧にしていただけると幸いです。

Airbnbの保証金制度の仕組み、3つの特徴とは?

まずは「そもそもAirbnbの保証金制度って何?」というお話です。

保証金の仕組みはAirbnbを利用するのであれば把握しておくべきです。

もしものときの保険になりますし、単純に損失した分のお金が入ってくるので設定しておくのも1つの手です。

ただ、デメリットを気にして設定をしていない方も多くいるのも現状です。

まずは仕組みを知って、保証金にはどんな役割があるのかを知っておいてください。

ホテルは前払い、Airbnbは後払い

Airbnbの保証金制度はリスティング画面の料金設定から設定します。

そして、何かトラブルが起きない限りは支払うことはありません。

ホテルのようにデポジットとして宿泊料と一緒に支払うことはないわけですね。

その代わり、ゲスト側が原因で起きた破損や紛失などで、損害賠償が必要になったときに請求されます。

例を挙げるならば、布団やカーペットの汚損、壁の落書き、Wi-Fiルーターの破損などです。

そのような事態をホストが発見した場合、ゲストに定めた保証金の金額まで請求することができます。

ゲストに請求できる金額は入力した金額まで!

ホストは自分が定めた金額までしかゲストに請求することができません。

ゲストに4万円ほど請求しようと思っても、保証金が2万円で設定されていたら2万円までしか請求できないのです。

なので、壊れる恐れのある備品をある程度把握して、そこから保証金金額を設定することが大切になります。

「このカーテンの買い替えは5000円、布団のクリーニングに6000円、Wi-Fiの買い替えに7000円かかるから、保証金は19000円で設定しよう」といった感じですね。

あまり高くしすぎると、ゲスト側が「ぼったくられるんじゃないか」と怖がって泊まってくれなくなってしまうので、できる限り最低限に抑えましょう。

支払いはAirbnbを経由して行われる

請求した保証金の支払いはすべて、Airbnbを経由して行われます。

ゲストがAribnbに支払って、Airbnbがホストの口座に振り込む形ですね。Airbnbの補償を受けるのならば、これ以外の流れはありません。

ですので、間違ってもAirbnb外部での損害賠償の請求はしないようにしましょう。Airbnb外で行われた場合、補償適用が為されず、ゲストに支払いを拒否された場合のサポートを受けることができなくなってしまいます。

また、外部での金銭の取引はAirbnb規約違反として退会処分になる可能性がありますので絶対にしないようにしましょう。

名前が似てて紛らわしい!「保証金」と「ホスト保証」の違いとは?

Airbnbの保証金まとめ

Airbnbの保証金は後払いで、何かトラブルが起きた場合に発生する

ゲストに請求できるのは事前に設定した金額まで

Airbnb外部での請求はご法度!

保証金制度の概要をまとめるとこのようになります。

ここで「ホスト保証」という言葉を聞いたことがある方は1つの疑問に思う方もいらっしゃると思います。

保証金ホスト保証っていったい何が違うの?」

それぞれ名前が似通っている「保証金」と「ホスト保証」。

実は活躍する場面や役割はまったく違います。

この2つを比較しながら、何がどう違うのかを見ていきましょう。

「ホスト保証」とは、平たく言えば損害賠償の切り札である!

ホスト保証とは、ホストが定められた範囲で収まらないほどの多大な損失を受けた際、Airbnbが最大1億円まで援助してくれるという制度です。また、ゲスト側が請求された金額を支払うことができない、支払う意思を見せない場合でも代わりに支払ってくれます。

保証金との違いはやはりその補償金額にあります。保証金の設定が1万~50万円までであるのに対し、ホスト保証は1億円まで補償してくれます。

また、適用されるタイミングも違い、保証金で支払えない金額であればホスト保証が適用されるといった形になります。

例えば、もしあなたが物件のトイレが破損しているのを発見した場合、ゲストから損害賠償を請求するためにAirbnbへ報告しますよね?

そこであなたが設定した保証金の金額がオーバーしていた場合はその足りなかった分をホスト保証としてAirbnbが負担してくれるのです。

また、ゲストが金欠で払えない状況の場合もホスト保証から全額負担してくれます。

まさしくもしものときに利用する「切り札」のような役割ですね。

とはいえ、「切り札」といえど保険ではないので、住宅保険や賃貸保険の代わりにはならないことに注意してください。

保険は保険できちんと取っておきましょう。

民泊の保険について詳しく知りたい方はこちらも併せてお読みください。

民泊ホスト必見!大損失からあなたの資産を守る『民泊保険』3つ民泊でトラブルはつきもの。損害の保証は普通の不動産関係の保険では適応外なため、ホスト自身が補填するというのはおかしいですよね。いつ起きるかわからないトラブルに対応するために備えておくべきなのが「民泊保険」ですが、どんな民泊保険があって種類や補償金があるのか。...

ホスト保証は万能ではない!補償対象外の物品と保証を使う際の注意点!

ホスト保証は「切り札」ではあるのですが、万能ではありません。

中には補償対象外のものあります。

下にまとめておいたので、確認しておきましょう。

補償対象外の9つの物品

現金、貴金属、美術品

車や船舶

動物(ペットや家畜)などの生き物

木や農作物

シェアまたは共有エリア

チェックアウト後のゲストによる損害

ゲストの過剰なライフライン(電気・ガス・水道・Wi-Fiなど)の利用

ゲストの身分詐称

自然災害

以上の9つが補償対象外になります。

全体的に見ると価値があるもの、生き物、チェックアウトが終わった後は補償されません。

現金が盗まれても、車に傷が付いても、地震で物件が倒壊してもAirbnbとしては対処できないため、あらかじめ覚えておきましょう。

ゲストを泊める部屋には、これらの物品を置かないようにするのが得策です。

設定した保証金でも同様で補償を受けることができないので注意してください。

ちなみに、ホストが第三者(近隣住人など)から損害賠償を請求された場合に適用されるのは保証金でもホスト保証金でもなく、また別の「ホスト補償保険」と呼ばれるものです。他2つとは用途がまったく違うので注意してください。

絶対に覚えて帰ろう!保証金のタイミングと支払い、申請方法!

さて、ここまで「保証金とは何か」「保証金とホスト保証の違い」についてお話してきました。保証制度がどんなに充実しているかがわかっていただけたかと思います。

しかし、実際どのように保証金を設定して、トラブルがあったときはどのようにAirbnbに報告したらいいのでしょうか?

次は保証金の請求方法や請求できるタイミング、そして保証金受け取りまでの大まかな流れについてお話していきます。

もしものときに備えるために、読んで知っておきましょう。

まず保証金の請求期限はトラブルを起こしたゲストのチェックアウトから48時間以内になります。この期間を過ぎると報告しても保証金がもらえなくなってしまうので要注意です。

なお、この申請はゲストが滞在中でも可能なので、何かが壊れている、無くなっているのを発見したときはなるべくすぐに報告しましょう。

請求の申請はインターネット、スマートフォンのアプリから可能です。インターネットが使えない場合は電話でも対応しています。

Airbnbの連絡先・電話番号は下記のリンクから確認できます。併せてご覧ください。

インターネットで保証金設定内における請求を申し立てる場合は、予約したゲストのページから「送金・請求する」をクリックします。

するとこのような画面になるので、「支払いのリクエスト」にチェックして次に進みます。

多くの場合は話し合いで解決しますが、破損の状況や写真、購入代金が明記されている領収書等などを添付する場所があるので、念のため撮っておきましょう。

被害額が3万円を超える場合、警察の被害届が必要になりますのでこちらも忘れずに取得しておきます。

添付するべき写真・書類

・破損状況がわかる写真

・被害届(被害額が3万円を超える場合)

・領収書(請求額を明確にするため)

・所有者証明書

写真を添付した後、破損した物品や請求金額、請求理由などを記載し申請は完了です。

ゲストが請求に合意した場合は、まずAirbnb側がゲスト側と決済し、1週間ほどAirbnb経由で代金を受け取ることができます。

請求の申請をして72時間経っても連絡がない場合はAirbnbに仲裁を依頼することができます。

Airbnbに仲介を依頼することによって、頑ななゲストからも支払いを得やすくすることができますよ。

また、それでもゲストが支払いを拒否し、Airbnbがホストからゲストへの請求が妥当だと判断した場合はゲストの合意かかわらず金額を引き落とすことができます。

まさに権力といった感じですね。

その判断材料にホストが提出した証拠書類を参考にするので、破損や汚損の証拠になるものはなるべく提出し、少しでも保証金を得やすくしておきましょう。

これも大事なので覚えておこう!Airbnbの保証金でカバーできる範囲!

ここまで読んでくださった方々なら保証金の請求はそつなくこなすことができると思います。

ですが、一体どこまでが保証金の範疇で、どこからがホスト保証の範囲なのか、まだわからない状態ですよね?

なので、ここからはこの話についてお話します。

これから保証金、ホスト保証の利用される方はぜひお読みください。

散らかった部屋、リネンの汚れは「清掃料金」の範疇

部屋が散らかっている、シーツや枕カバーなどのリネンが汚れている程度なら清掃料金の範疇です。

その他にも、歯ブラシなどの交換可能な備品であれば清掃料金の範疇です。

なので、清掃料金はそれらの交換を賄えるような金額にしましょう。

布団やカーペットなど、交換不可な備品は保証金で請求

保証金は1万円~50万円までが限度額になります。

なので、清掃料金では支払いきれない布団・カーペット、部屋の壁、Wi-Fiの汚破損は保証金の範疇になります。

申請方法に則り、ゲストに請求しましょう。

請求しなかったらただこちらが損をするだけですからね。

また、ゲストが請求に応じない、支払うことができない場合はホスト保証の範疇になります。

しかし一度申し上げた通り、ホスト保証でも高価なものや車、生き物はホスト保証でも補償されませんので注意してください。

実録!本当にあった保証金・ホスト保証が役に立った事例!

では最後に実際に保証金・ホスト保証を利用した事例を1つずつ挙げて、どのように使ったのかを見ていきましょう。

どんな状況でどれに使ったのかを見ていくことで、保証金の用途が明確になっていきます。

では見ていきましょう。

鍵の破損の話

まだ私がスマートロックではなく、普通の鍵を使っていた頃の話です。

部屋の清掃に入った際にドアの鍵が閉まっていなかったので辺りを見回してみると、玄関の隅っこに真ん中からポッキリと折れてしまっている鍵が落ちているのを見つけたのです。

幸い、スペアがあったので集客を続けることはできましたが、またスペアを作るためにコストがかかってしまいます。

その時に利用したのがairbnbの保証金です。十分に足りる額の保証金を提示していましたし、ゲストの方も反省して快く支払ってくださったのでとても助かりました。

このように、ちょっとした備品などの補償に保証金は便利です。

BQQで窓が割れた話

次はホスト保証の話です。

ある日、宿泊していたゲストから連絡がきまして、その話に耳を疑いました。

ゲスト「バーベキューしてたら温度差で窓が割れた」

どういうこっちゃと現場に行ってみると、たしかに一面ガラス張りになっていた窓がバリバリに割れていたのです。どんな状況でバーベキューをしていたのかはわかりませんが、窓が割れているのは事実でした。

ずいぶんと風通しがいい状態でしたが、このままでは集客ができません。

即日業者に修理を頼んでみると、見積もりで20万円という額でした。

もちろん、こんなこと予想していなかったので保証金じゃ足りません。ゲスト側も支払えないとのこと。

その時に利用したのが、ホスト保証でした。

1億円まで負担してくれるサービスを利用して、こちらのコスト0で修復することができました。

このように、ホスト・ゲスト両方とも支払えない状況になったとき、ホスト保証は非常に便利です。

ちょっとした弁償なら保証金がオススメ

Airbnbの保証金はリスティングの料金設定で決められる、備品の汚破損のときにゲストに請求できる料金です。

その限度額は1万~50万円とホスト保証の1億円には程遠いですが、設定した状態でAirbnbに申請すれば、Airbnbの経由してゲストに請求することができます。

具体的には布団やカーペットのクリーニング代、ドライヤーや電気ケトルなどの備品の弁償、鍵の破損などに利用できます。

また、ゲスト側が保証金を出し渋ったとしてもAirbnbを仲介することによって確実に支払ってもらうことができます。

ただ、ゲストに非がないとAirbnbが判断した場合は例外です。きちんと支払ってもらえるように、証拠の写真や被害届、領収書などは添付して送っておきましょう。

ここまでArirbnbの保証金についてお話してきましたが、現状あまり使われていません。

なぜなら、保証金を設定すると予約率が落ちてしまうからです。

保証金を設けている物件に泊まって、不当に弁償代を請求されたら堪ったものではないですからね。

なので、ゲストの方々は保証金が設定されていない部屋を好んで選んでいます。

予約率は落としたくないけど、保証金で保険はかけておきたい……そんな方は最初からホスト保証を利用することがオススメです。

ホスト保証なら保証金を設定せずとも請求できますし、限度額が1億円なのでまず支払われないということはありません。

なので、予約率と保険の二兎を追いたい方はホスト保証を使ってみるのも1つの手です。

色々と話してきましたが、どれもこれもあなたが安心して民泊を利用するための方法です。あなたに合った保証を見つけてみてください。