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誰もやってないのでエクスペディアの特徴・評判をホスト向けに解説する

誰もやってないのでエクスペディアの特徴・評判をホスト向けに解説してみた!

ホテルと航空券の予約を自由に行うことができる「ダイナミックパッケージ」を扱うサイトとしては世界最大級の規模を誇るOTA(オンライン旅行予約)サイト「エクスペディア(Expedia)

ホストのみなさんもテレビのCMで見たことあるのではないでしょうか?

このような感じのCMです。

ホテルの割引や世界規模で統一した価格航空券の予約手数料無料など、お財布に優しい値段設定やキャンペーンを実施しています。また、航空券とホテルを同時予約すると、ホテル宿泊代が最大で全額割引になったりと、ダイナミックパッケージならではのキャンペーンも常時実施しています。

ですが、これはあくまでExpediaを利用して旅行をしたい人向けの話。

この記事を開いてくださっている方々のほとんどは、

Expediaってどんなサイトなの?

といった疑問を持った方々だと思います。

しかし現状いくら調べても、出てくるのは予約方法やクーポンの使い方といったゲスト側の情報ばかりで、ホスト側の情報は全然出てきません。

始めようと思っても事前の調べで情報が出てこないのは、ちょっと手を出しづらいですよね。

利用してみて自分に合わなかったら嫌だなぁ

と思っている方もいらっしゃるはずです。

結論を述べるならば、Expediaはリスティング作成の手間がかからない、民泊運営ならばご自宅の近所で行うとお得になるサイトです。

民泊ができる物件が近くにあって、リスティング作成の手間を省きたい方にオススメです。

つまりどういうことなのか、本記事では、

  1. エクスペディアってどんな会社?
  2. どんな特徴があるの?
  3. 評判はどんな感じ?
  4. どんなことに気を付けて利用するべき?

といった疑問を、同じく世界的なシェアを持つ宿泊サイトとの違いをお話していきます。

エクスペディアを利用したいけど情報がなくて困っている方Airbnbのような民泊マッチングサイトと比べると何が違うのかが気になる方にとって、非常に参考になる内容になっております。

ぜひお読みになって、ご自身の民泊運営の礎にしてください!

買収!提携!着々と成長する「Expedia group」とは?

具体的な特徴、注意点にいく前にまずはExpediaの概要をお話ししましょう。

エクスペディアってどんなサイトなんだろう?

と気になっている方の疑問からお答えします。

普通に検索しただけでは出てこない「ホスト側の情報」についても触れていますので、興味のある方はぜひ読み進めてみてください。

まずはおおまかな情報をまとめましたので、そちらから見ていきましょう。

名称 Expedia group(旧名Expedia.Inc)
国名 アメリカ合衆国
設立 1999年、マイクロソフトから独立
リスティング数(総数) 推定25万件
リスティング数(日本) 約11500件以上(2017年調べ)
推定会員数 約6900万人
展開している国 75か国以上
傘下オンライン旅行ブランド ホテルズドットコム(宿泊予約サイト)

Home Away(バケーションレンタルサイト)

トリバゴ(ホテル料金比較サイト)

・Egencia(出張旅行サイト)

など

公式サイトURL エクスペディア予約サイト

エクスペディア物件情報掲載サイト

Expediaは1999年、マイクロソフトから独立する形で誕生しました。

元は当社の旅行予約部門だったExpediaは、独立後「Expedia.Inc」と名前を変えて営業していました。

その後、Expediaはホテル予約サイトの「ホテルズドットコム」やホテル料金比較サイトの「トリバゴ」などを傘下に加えていき、世界最大規模のOTAサイトとなりました。

そして、2015年12月にバケーションレンタルサイト「Home Away」を買収したことで、エクスペディアは本格的に民泊業界に参入しました。

上記のサイトについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、よろしければ併せてお読みください。

登録なしで集客が可能!?ホストの為にホテルズドットコムを解説!!常に発行されている割引クーポンの利用で格安な宿泊を実現できる「Hotels.com」ですが、サイトのどこを探してもホスト向けの施設登録のページを見つけることができません。どうすれば登録できるのでしょうか?また、ネット上で施設登録ができないHotels.comとはどのようなサイトなのでしょうか?この記事で詳しくお話していきます。...

様々な予約サイトを吸収して大きくなったエクスペディアは今では世界人口の約10分の1である6900万人がユーザー登録しています。

こんなに巨大な市場は類を見ませんし、ぜひとも民泊ホストとして利用したいところですが、キーワード検索をしてもヒットするのは予約の情報や口コミ・評判ばかりで、物件掲載の方法などといったホスト向けの情報が全く出てきません。

仮に出てきたとしても、物件掲載用の公式HPだけです。しかも、そこにはExpediaで掲載するとどんなことができるのか、どんな方法で掲載するのかが書いてありません。

かろうじて書いてあることも抽象的でよくわからないことだらけです。

なので、次の見出しではExpediaの特色について、他のサイトと比較しながら説明していきます。

リスティング作成不要!?サポート満載なエクスペディアの特徴とは?

さて、ここからエクスペディアの中身についてお話していきます。

物件情報の登録ってどうなってるの?

Expediaのホストのサポートってどんな感じ?

といった疑問にお答えします。

また、この記事を読まれている方は民泊ホストの方々だと思うので、わかりやすいように他のサイトと比べながらお話していきます。

ExpediaにはOTA(オンライン旅行予約)サイトならではの特徴が2つあります。

おおまかに言うと、

  1. リスティングはExpediaの方で作成する
  2. ホストごとに担当者が付き、サポートする

です。

それぞれ詳しく見ていきましょう!

1.リスティング作成はExpediaにお任せ!

リスティング含め、運営開始までのだいたいの流れを図にまとめておきましたのでご参照ください。

例えば民泊記載サイトの大手である「Airbnb」は物件情報であるリスティングをホストご自身が作成して掲載していますが、Expediaでは運営側が作成してサイト内に載せています

これはBooking.comなどOTA(オンライン旅行掲載)サイトによく見られる特徴です。

しかし、すべてが勝手に作成されるわけではありません。

ホストの方々が物件を掲載する場合、Expediaの事業に加わるという旨を示す「参画申込書」を提出する必要があります。

これ1枚では提出しても意味がありません。 記述が必要な書類はあと2~3枚ほどあります。

こちらの書類はエクスペディアに登録しなければ入手できないものとなっています。

私は運営代行会社に所属しているため手に入れることができましたが、もしエクスペディアに物件を掲載しようと考えている方はまずエクスペディアにアカウントを作るところから始めましょう。

エクスペディアは参画申込書に書いた要望通りに記載してくれます。また、こまめに連絡がきて「この内容でいいですか?」という確認をしてくれるので、ホストと運営側のすり合わせもしっかりしています。

ホスト側がすることは

  1. 参画申込書の記入
  2. 写真の登録(運営に送付し、リスティング内に添付してもらう)
  3. サイトコントローラーなどの一括管理ソフトの登録

です。

サイトコントローラーの登録は複数の民泊・OTAサイトの運用するのであれば必須です。ダブルブッキングを防ぐことができますからね。必ず登録しておきましょう。

Expediaで利用できるサイトコントローラーはこちらのURLで確認できます。

英語で書かれていますので、わからない方は翻訳機能を使うことをオススメします。

引用元:Expedia group HP

参画申込書を提出し、何度かの確認を経て、だいたい1,2週間ほどで物件の運営が始まります。

Airbnbは即日、Booking.comも審査で数日と、他の民泊・OTAサイトと比べると少し時間がかかってしまうのが難点ですが、運営側はリスティングを作るのに慣れているので、必要な情報はしっかりと載せてくれます。物件情報の記載に慣れていない方にとっては心強いですね。

1人に1人の担当者!問い合わせも安心!

Expediaでホストをやると、必ず個別に担当者がついて、しっかりとサポートをしてくれます。コールセンターに問い合わせて、誰かもわからない人に相談するより気が楽でいいですね。

料金の割引割増の交渉、リスティング変更の申請、トラブルの相談など、困ったことがあれば何でも相談することができますよ。

ホストそれぞれに担当者がつく民泊・OTAサイトは他にはない特徴です。毎回同じ人に問い合わせができるので、対応にはムラがありません。

これはExpediaの特筆すべき特徴です。

お金関連がややこしい!?Expediaを利用する際に注意すること2つ!

リスティングはExpediaが作る」「ホスト個人にそれぞれの担当者がつく

Expadiaの特徴についてはお分かりいただけたかと思います。

特徴を掴んだところで、次はExpediaを使ううえで気をつけなければならないことについてお話ししましょう。

  1. 決済に手間がかかる
  2. ホスト側からExpediaに売上を請求する必要がある

2つの注意点さえ把握してしまえばあなたはExpediaのシステムに戸惑うことなく物件を運営することができます。

民泊では手間がかかるかもしれないExpediaの決済

Expediaの決済方法には「事前決済」と「現地決済」の2種類があります。

事前決済は宿泊前に支払いを済ませてしまう方法です。たいていはクレジット支払いになり、泊まる前にお金を出しているため、ノーショー(予約が入っているけどゲストが泊まらない)になる可能性が低いです。

ただ、この支払いはExpediaの手数料が高く、宿泊代金の15%がExpediaから請求されます。

対して現地決済はその名の通り、ゲストが宿泊先で支払いをする方法です。

手数料も12%と、事前決済と比べると低いですが、民泊内にホテルでいう「フロント」がいない「非居住型」の民泊の経営している場合はかなり手間がかかる支払い方法です。

もし、東京に住んでいて沖縄で民泊をやっているのだとしても、それを取りに行かなければならなくなりますからね。

これはクレジットカードが主流である民泊サイトでは見られない決済方法であり、元はホテル掲載サイトであるOTAサイトによく見られる特徴です。

ホテルには必ずフロントがいますからね。

ホテルなら何もデメリットはないのですが、民泊からの視点となるとネックになってしまいます。

幸いにも、Expedia自体が事前決済を推奨している(手数料が高いですからね)ので、そこまで現地決済をするゲストはいませんが、どうしても支払いを取りに行くことができない場所ならば現地決済はやめておきましょう。

ホストは「事前決済のみ」「事前・現地複合型」「現地決済のみ」の中から1つの支払い方法を選ぶことができます。

それぞれ一長一短なので、ご自身の営業形態や経済状況によって使い分けましょう

例えば、

  • 遠く離れた場所で民泊を運営しているなら「事前決済のみ」
  • その物件に住んでいる人がいるなら「現地決済のみ」
  • 別にどちらでもよいなら「事前・現地複合型」

といった感じです。

個人的にはExpediaで民泊をするのならばご自宅の近くがベストですね。遠隔で運営するならば他のサイトの方が手数料が安いからです。

売上の受け取りはホスト自身が請求する!

次もまたお金の話です。

ゲストの支払いが事前決済の場合、Expediaはホストの口座に自動入金してくれないので、ご自身がExpediaに請求しなければなりません。

難しいことのように聞こえますが、この請求は管理画面内ですべて終えることができます。

ご自身で記帳しておく必要はないのでとても簡単です。

支払い手数料が差し引かれた金額がご自身の口座に振り込まれます。

請求してから海外の口座から支払われるので、振り込みまで10営業日ほどかかります。気長に待ちましょう。

注意点としては、この請求の期限はチェックアウトから1年間のみ有効という点です。

ゲストが2019年4月1日にチェックアウトしたのならば、翌年2020年3月31日まで有効です。

期間を過ぎてしまうと、リストから削除され、お金を請求することができなくなってしまいます。

金額が1泊分でも10泊分でも、問答無用で削除です。ホストとしては大損するだけなので、定期的に請求することを心がけましょう。

このように他のサイトと比べてお金の動きが特殊です。他のサイト、例えばAirbnbは自動振り込みですからね。感覚に慣れないと忘れがちです。

お金が口座に振り込まれない!

と焦らないように、Expediaを利用する際は上の流れをしっかりと頭に入れておきましょう!

安く旅行できるけどカスタマーが最悪!?エクスペディアの評判!

さて、エクスペディアの大まかな特徴・注意点をお話したところで、SNSや口コミでのエクスペディアの評判を見てみましょう。

ネットに投稿されているもののほとんどはゲスト目線の評判ですが、これはホストとしても非常に参考になります。

何故なら、OTAサイトの評判はそのままサイトの顧客の定着率に繋がるためです。

良い評判が多いければその分ゲストもサイトに満足しているということになりますし、そのレビューを見た未登録の方も、

そんなにいいなら使ってみようかな

と考えて顧客が定着していきます。

そして顧客が定着するということはその分エクスペディアに掲載しているあなたの物件が人の目に触れやすくなる、ということにつながっていくのです。

逆に言えば、悪い評判が多いと人が寄り付きづらくなって人の目に触れることが少なくなってしまします。

人がいないサイトに物件を掲載し続けても意味がないですよね。

たとえ視点が違ったとしても参考にならないということはないのです。

なので、この項目でどのような意見があるのかを確認して、エクスペディアを利用するかを判断してみてください。

クーポン利用での旅行で満足感UP!


エクスペディアで今すぐ使えるクーポン・お得なキャンペーン情報

まずは満足度の高い評判から見ていきましょう。

エクスペディアにおいて、ゲストが1番満足しているのは「クーポン」です。

エクスぺディアには様々な方法で割引クーポンを入手することができます。

例えば、当サイトの公式メルマガやLINEに登録することでもらえたり、VISAやJCBなどの該当ブランドのクレジットカードを使うことで手に入れることができます。

その他にも、ANAやJALのマイルが多く貯まるキャンペーンを実施している場合があるので、安く旅行したいという方はぜひチェックしてみてください。

カスタマーの対応が悪い?エクスペディアに関する酷評まとめ!

悪い評判は主にカスタマーの対応に対するクレームが多いです。

以前までは航空券の姓名が逆になって搭乗できなかったという声が多く上がっていましたが、現状そのような意見が見当たらなかったため、この問題は解決されていると予想できます。

しかし、昔からまだ改善されていないのが、「カスタマー対応」です。

エクスペディアの手違いでキャンセル料を請求される、免責だからといって補償をしない、問い合わせを無視するなど、散々なことが書かれています。

口コミを見る限り、ゲストにも責任があるようなケースがないことはなかったのですが、良い印象を持っている意見は少なかったのは事実です。

特にホストの方々からすると、あなたの物件のカスタマー対応はすべてエクスぺディアの運営が行うことになるので、任せるのは少し不安です。

エクスペディアをホストとして利用する際は、もしトラブルがあっても、あなた自身では対応できないことを予め覚えておいてください。

宿泊サイト三銃士の一角「エクスペディア」!でも扱い方は他2つと全然違う!!

Airbnb、Booking.comと並んで世界的なシェアを持つエクスペディア。

検索にかけてもゲスト向けの情報しかでない中でホスト向けの情報をお話してきました。

もう一度、特徴についてまとめておきましょう。

1.リスティングはExpedia運営が行い、ホスト個人に担当者が付いてサポートをしてくれる。

2.Expediaを利用するうえで注意すべき点は経理関連。事前決済と現地決済があり、1年以内に自分から売上を請求する必要がある

3.ホストにとってはリスティング作成の手間を省けるサイトであるが、ゲスト目線としてはあまり評判が良くないサイト

リスティングを自分で作りたくない人。運営の手厚いサポートを受け、安心して民泊運営をしたい人にはうってつけの特徴です。民泊初心者の方にとってもかなり嬉しい機能ですね。

ただ、元がOTAサイトであるという理由もありますが、民泊サイトと違って現地決済があることは留意すべき点です。

クレジットカードを利用した事前決済もありますし、遠隔でも民泊運営が可能なので非常に便利なのですが、手数料が現地決済より高いのがネックです。正直な話、遠隔で運営をするなら他のサイトの方が安いので、そちらをオススメします。

参考までに各サイトの手数料を補足しておきますと、

Airbnb:ホストは3%、ゲストは6~12%

Booking.com:通常12%、プリファード15%

Expedia:事前支払い15%、現地支払い13%

このようにエクスペディアは他のサイトより手数料が高いのです。

特にAirbnbとの差は歴然ですよね。事前支払いで民泊を運営するなら、Airbnbで運営した方が断然お得です。

遠隔ならAirbnb、近場での運営ならExpediaと、複数のサイトを使い分けるのも1つの手です。

そして、売上を受け取るためにはExpediaにご自身で請求する必要があることも大きな注意点です。1年の請求期間を過ぎるとせっかくの売上が消えてしまいます。

これは他にはないシステムなので忘れないようにしましょう。

最後に、Expediaは確かに民泊の運営もしていますが、まだ「民泊といえばAirbnb」というイメージを拭い去ることができるほどの力を持っていません。民泊よりもホテルの方が強いです。

また、ホテルOTAサイトとしても、Booking.comの規模には勝てません。売上は常にBooking.comを下回っています。

何の取り柄もないように聞こえますが、Expediaにある唯一の魅力は「ダイナミックパッケージ」を扱っているということです。

予約できる航空券・ホテルが限られているフリープランとは異なり、自由に予約できるダイナミックパッケージは他2つにはない強みです。

今後さらに普及していくことがあれば、三銃士の関係も変わってくるかもしれませんね。