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“世界最大”を使おう!ブッキングドットコムの評判と利点・欠点とは?

今や旅行の宿泊先でホテル以上に主流になりつつある民泊。

従来の旅行ではホテルに泊まることがが当たり前でしたが、Airbnbの出現によって宿泊だけではなく、旅行方法にも大きな変化をもたらしました。

そんな多様なニーズをうまく取り入れているのが世界各国のホテルを掲載している世界最大手のオンライン宿泊サイトの「ブッキングドットコム(Booking.com)」です。

2018年に民泊や一軒家、アパートメントなどのユニークな宿泊施設の掲載で570万室を突破するなど、Airbnbを凌ぐ掲載数とも言われています。

そんなブッキングドットコムですが、急激な民泊物件の増加によって新たなトラブルが増えて評判が2極化しています。

また、民泊を掲載するホストとしてブッキングドットコムを利用する場合、決済システムをホストの方自身で導入しなければいけないことに関してのトラブルなど、様々な課題が生じる可能性があります。

2019年10月更新

上記のトラブルはブッキングドットコムがオンライン決済システムを導入したことにより、解決しました

また、PayPayやAlipay、WeChat Payといったブッキングドットコムが提供する決済システムを利用すれば、より快適な決済を行うことができます。

今回は、ブッキングドットコムってそもそもどんな会社なのか、当サイトの評判はどうなのか、そして利用する上で避けられるトラブルとその対処法を紹介します。

また、Airbnbと比較してどのように使い分けをしていったらいいのかを、ゲストとホスト両方の視点からまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ブッキングドットコムはどんな会社なのか?

ブッキングドットコム(Booking.com)とは?

世界最大手のOTAのひとつ、プライスライングループで宿泊予約サービスを牽引しているのがブッキング・ドットコム(Booking.com)です。

1996年にオランダのアムステルダムにて設立されたブッキング・ドットコムは、小さなスタートアップ企業から、世界最大のオンライン宿泊予約サイトに成長しました。

ブッキング・ドットコムは現在、世界70カ国にオフィスを設け、『世界中の人々に世界を体験していただくこと』を使命とし、気軽な旅を実現できるよう、最新の技術を取り入れています。

ブッキング・ドットコムでは、アパートメント、家族経営のB&B(ベッド&ブレックファスト)スタイルの施設から、5つ星の高級リゾート、ツリーハウス、さらにはイグルーに至るまで、世界最大の宿泊施設数を提供しています。

これがイグルー。日本でいう“かまくら”のようなものです。

しかし、ただ世界最大と言われても、いまいちスケールがわからないと思います。

なので、その様子がわかる数字を表にまとめたのでご覧ください。

対応言語 43ヵ国
利用されている国や地域 227ヵ国
利用されている都市 130,000都市以上
リスティング数 2800万リスティング以上
日本のリスティング数 11,300リスティング(予約数世界第8位)

 このようにブッキングドットコムは世界中で使われています。

ここまでの説明を聞くと旅行会社のように感じますが、ブッキングドットコムがここまで大きく成長したきっかけがOTAという業態にあります。

では、そのOTAとは一体どんなサービスなのか?疑問に思っている方に簡単に説明していきます。

そもそもOTAとは?

OTAとはOnline Travel Agent(Agency)の略で、インターネット上だけで宿泊予約の取引のみを行う旅行会社を指します。

ホテルや航空機のチケット予約をサイトを通じて、電話・メール対応までしてくれるサービスになります。

あくまで紹介サービスになりますので、予約後の支払いは各ホテルや航空会社と直接やりとりをするというものになります。

OTAの代表的な企業として、国内では、

海外では、

などが挙げられます。

海外の2サイトに関しては、以下の記事で詳しくお話しておりますので、こちらも併せてお読みください。

誰もやってないのでエクスペディアの特徴・評判をホスト向けに解説する当記事では、ホスト視点で「エクスペディアを使いたいけど、どのように使えばいいかわからない」という方々のために、エクスペディアの特徴と利用する際の注意点、ゲスト目線からの評価についてお話しています。エクスペディアのようなホテル主体のOTAサイトの特徴とは何なのかを詳しく説明していますので、ぜひお読みになって参考にしてみてください。...
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これらOTAサイトはインターネットが主流となったことで増えてきました。

その中でも、ブッキングドットコムはいち早く民泊市場にも参入するようになります。

しかし、OTAのサイトで認知度が低い状態で民泊掲載が増えてきたことで、予想だにしない問題が浮上しました。

それによって、民泊のイメージだったり、提供サイト側のブッキングドットコムの評価にも大きな影響が出たのです。

この評価は、ゲストとして利用する場合、旅行時の予定が崩れたなんてことになっています。

また、ホストとして民泊をリスティングする側としても、知っておかなければご自身の評価にも影響が出ますので、必ず知っておくことをオススメします。

民泊参入でブッキングドットコムの評判に変化が…

ブッキングドットコムの評判は当サイトが民泊に参入したことで変化が生じています。

日本人から見たら海外のサイトなので、もともと対応の温度差が気になっている方も多いです。

今回は民泊の宿泊において、もっともトラブルが多い事例についてお伝えしたいと思います。

先ほどもいいましたが、ゲストもホストもここに気をつけないとトラブルの原因になりますので、知っておくととても利用しやすくなりますので、ぜひ頭に入れておいてください。

民泊サイトではあり得ない?ブッキングドットコムで起こるトラブルとその原因

ホテルと思って予約して当日に現地に行ったら、住宅街にある民泊のアパートだった!

という報告が多くあがっています。

海外旅行の日本人に限らず、訪日外国人にも多く、ホストへの問い合わせやクレームに繋がっている状況です。

この原因の結論を言うと、「OTAサイトでホテルと混ざってしまっていること」が原因です。

と言うのも、ブッキングドットコムのサイトでは、Airbnbと違って物件のタイトルを「〇〇ホテル」のように表記が義務付けられています

また、利用者(ゲスト)側も、民泊があるとは知らないため、広さやアメニティの充実度で判断してしまい、現地に行って、

話が違う!

という問題が起きているんです。

もし、海外旅行にこれから行こうと思っていたとして、ホテルで予約したと思ったら民泊だったということになりますし、

ホストだったらクレームが来て評価が下がってしまう…ということになりかねません。

最近では、宿泊施設の中に民泊が含まれていると認知度が広まってきています。

とはいえ、ブッキングドットコムサイトの表示方法など改善は今後も必要と思われますがブッキングドットコムが変えない限りここはどうしようにもありません。

ですので、このようなトラブルに巻き込まれないためにも、このようなトラブルの事例を知っておくことが重要になってきます。

昨年、ブッキングドットコムは2018年11月のVRMA(バケーションレンタルマネジメント協会)国際会議で民泊などの短期貸し出しに特化した専門部署を新設、

民泊のホスト向けに運営管理ツールを開発を発表するなど、サイト上でホテルと民泊をさらなる区別できる表記などの試みがされることが世界から期待されています。

ブッキングドットコムの口コミは?リアルなゲストの声はなかなか辛辣!!

元がホテルを扱う予約サイトであったため、民泊をホテルと勘違い、または民泊を勘違いして予約してしまい、それがトラブルに繋がってしまうというお話をしました。

しかし、口コミを見る限り、トラブルはこれだけではないようです。

次はSNSなどに投稿されているブッキングドットコム利用者のリアルな声をご紹介していきます。

特にブッキングドットコムを利用して宿泊したゲストの方々の声を中心にご紹介しますので、これからブッキングドットコムを利用して宿を予約しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

良い口コミ

まずは良い口コミについてお話していきましょう。

一度お話した通り、ブッキングドットコムでは様々な形態の宿を取り扱っているので、人それぞれの要望に見合った宿を見つけられている方が多いようです。

また、ブッキングドットコムの口コミには「安い」というワードがよく見かけられます。

理由としては当サイト内には「プロモーション」と「キャンペーン」という割引機能があり、それらの割引で宿が安くなっていることが多くあるのです。

上記2つについては以下の記事で詳しく説明していますので、よろしければ併せてお読みください。

民泊の集客を左右する!?絶対に失敗しないための料金設定!!AirbnbやBooking.comのリスティング作成で非常に重要な作業が料金設定です。 しかし、初心者ホストの方々は料金設定の相場や決め方がわからない方がほとんどだと思います。そんなあなたの為に、この記事では料金設定の相場、各サイトの相場の見極め方についてお教えして、あなたの民泊物件の適正料金を見定める方法をお伝えしています。 ...

また、SNSでもクーポンを添付している投稿が多く見受けられます。

もしご友人にブッキングドットコムを利用されている方がいらっしゃるのならば、クーポンを貰って旅行をするのも1つの手かもしれませんね。

悪い口コミ

続いては悪い口コミです。

残念ながら、ブッキングドットコムの口コミはクレームやトラブルに関する投稿の方が多いです。

特に見受けられるのは、ダブルブッキングや宿側のキャンセルなど、宿泊する前のものです。

その後の対応もあまりいい話を見かけることができないため、ブッキングドットコムを利用されるときは上記のようなトラブルに備えることが大切です。

対策としては、宿の候補を複数用意しておくことが挙げられます。

もしダブルブッキングやキャンセルで宿泊できなくなったとしても、他に候補があればそちらの宿にすぐ予約することができるので、必ず候補を準備しておきましょう。

【ブッキングドットコムとAirbnb】それぞれの利点・欠点は?

ここまでブッキングドットコムが民泊に参入して、民泊市場の拡大に大きな影響を与えてきた話をしてきました。

新規のものを取り入れると、最初は必ずと行っていいほどトラブルがついてくることはご理解いただけたと思います。

では、実際にAirbnbと比べて、ゲスト(旅行者)として利用する場合、ホストとして貸し出す場合に、サービスにどのような差があるのか?

使いやすさやどんな人が利用可能なのか?などなど気になっていると思います。

民泊サイトの世界最大手Airbnbとブッキングドットコムのメリット・デメリット、使い分け方について重要なポイントについてホスト・ゲストの両方の視点でまとめました。

利用する際の参考になりますので是非ともお読みくださいね。

ブッキングドットコムvs Airbnb〜ホスト編〜

Booking.comとAirbnbの違いは以下の3つあります。

・決済システム

・ゲスト対応

これらの仕様がそれぞれ大きく異なっていますので、Airbnbを使いたい、Booking.comを使いたいという方々はぜひチェックしておいてください。

決済システム

決済システム

Airbnb:Airbnbのサイトに決済システム完備

ブッキングドットコム:ブッキングドットコムでは決済機能なし。ホスト自身で決済システムの導入が必要

まずは決済システムに関してです。

お金に関する部分であり、あなたが宿泊代を受けとる大事な項目ですが、Booking.comでは決済システムを自分で決済を行わなければいけません。

対して、Airbnbは予約から決済までワンストップで行うことができますので、この点に関してはAirbnbに軍配が上がります。

2019年10月追記

ブッキングドットコムはホテル会社が使用するサイトであり、フロントでの現地決済が主流だったため、オンラインでの事前決済が長らく実装されていませんでした。

しかし、民泊新法が施行されて1年弱(この記事を公開してすぐ)経ってやっとオンライン決済システムが実装されました。

これにより、民泊でも現地決済をすることなく運営することができます。

自宅から遠いところで民泊をやっている方にとってはこれ以上にない朗報ですね。

ゲスト対応

ゲスト対応

Airbnb:ゲストの問い合わせ・コミュニケーションはホスト自身で行う

ブッキングドットコム:サポートチームが問い合わせなどの対応をしてくれる

次はゲスト対応の違いについてです。

Airbnbではゲストの問い合わせやトラブル対応などをすべて自分で行わなければならないのですが、ブッキングドットコムの場合は逆に、そのすべてをサポートチームに任せることが可能です。

民泊の運営において、ゲストの要望に応えたり、トラブルの対処をしたりするのは非常に大変で労力を使う作業です。

24時間いつでも対応しなければなりませんし、昼間は会社などで働いている方ならばまず対応は不可能です。

私も民泊運営代行業に従事している身。ゲスト対応で苦労している方々の気持ちはとてもよくわかります。

いっそのこと、民泊運営代行業者に対応等を委託するという手もありますが、その前にブッキングドットコムにサポートチームがあることもぜひ覚えておいてください。

上記の2つの違いをまとめると、

  • Airbnbと違い、決済システムをホスト自身で用意しないといけなかったが、オンライン決済システムを使った事前決済が可能になったので、家主不在型の民泊を運営するホストにとって非常に利用しやすくなった。
  • Airbnbと違い、ブッキングドットコムにはサポートチームがあるので、ホストの代わりにゲスト対応をしてくれる。

ホストとしてブッキングドットコムを利用する場合、この2つはぜひ覚えておいてください。

ブッキングドットコムvs Airbnb〜ゲスト編〜

Airbnb
民泊のみ宿泊可能。
ゲストは民泊とわかって泊まるので、「ホテルだと思ったら民泊だった」というようなトラブルが起こりにくい。

ブッキングドットコム
アパートメント、家族経営のB&B(ベッド&ブレックファスト)スタイルの施設から、5つ星の高級リゾート、ツリーハウス、さらにはイグルーまで宿泊可能。
しかし、ホテルと民泊が混同しているので、トラブルが起きやすい。

次はゲスト視点から見たAirbnbとブッキングドットコムの違いです。

ブッキングドットコムはAirbnbと違い、民泊だけではなく、宿泊施設の幅があるので、民泊以外にも選択肢が得られるのがメリットになります。

デメリットは先ほどの章でお伝えしましたが、ホテルと民泊の違いがわかりにくい時があり、ホテルと思って予約したら民泊だったというトラブルになる可能性があります。

その逆もまた然りです。

アットホームな民泊に泊まりたいと思って予約したら、キッチリとしたホテルだったいう事例も存在します。

ブッキングドットコムによると、民泊などユニークな宿泊施設のリスティング数は前年比20%増で、従来主流だったホテルのカテゴリより成長していると言われています。

ブッキングドットコムに初めてアクセスしてきたユーザーには、ホテル客室ではなく、民泊物件を探すのが目的という人が少なくありません。

ですので、ホストとしてリスティングできるならチャンスが広まりますし、ゲストとしても民泊という選択肢が広がることで旅行の幅や楽しみ方を変えることができるのがブッキングドットコムを利用する最大のメリットといえるでしょう。

ホテルよりも民泊を選ぶ旅行者は今後も増加していく

従来の旅行では、宿泊先としてはホテルを選択するのが一般的となっていましたが、現代では多様なニーズに応えることも重要になってきました。

ホテルの宿泊予約サイトだったブッキング・ドットコムは、Airbnbの台頭を受けて、早くから民泊などの宿泊施設の掲載を開始しました。

昨今広がりつつある民泊などのユニークな宿泊施設に対する滞在ニーズも着実に取り込んでいます。

また、2017年にブッキング・ドットコムが26ヶ国で1万9,000人の旅行者を対象に行った民泊ホストに関する調査では、全体の21%が近い将来、自宅を民泊サイトに掲載することを検討していると言います。

宿泊客としてだけではなく、宿泊施設を提供するホストとしてのニーズも高まりつつあると言えるでしょう。

暮らしながら旅行するという体験重視へと大きくシフトし始めた観光業界。

ホストであれば、世界中の人々が集まるサイトを利用することでゲストに物件を利用してもらいやすく、収益化が高まります。

ゲストであれば、民泊に限らずホテルやコンドミニアムなどの宿泊施設が選べるので、同行者や旅行先によって選択肢が増えるのは非常に魅力的です。

ホテルとは異なる宿泊施設への需要は今後も増すとみられ、ブッキングドットコムの今後の成長に目が離せません。